内科
内科

一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。また、専門的な高度医療が必要な場合は、専門の医療機関へご紹介し適切な治療を受けていただけるようにする役割も担っています。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
日常的に起こりやすい症状でも、適切な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。体調不良や健康に関して気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
咳やのどの痛み、鼻水、発熱といった症状は、一見すると「ただの風邪」と思われがちですが、実際にはさまざまな疾患の初期症状である可能性があります。一般的なかぜ(上気道炎)であれば、適切な対症療法により回復することがほとんどですが、インフルエンザの場合には、急な高熱や強い全身倦怠感、筋肉痛を伴うことが多く、感染力も高いため早期の診断と治療が非常に重要です。また、近年では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による症状も風邪に似ていることが多く、軽い喉の痛みや発熱だけの場合も少なくありません。その他、風邪を放置しておくことで、炎症が長引き、肺炎や気管支炎につながる可能性も考えられます。特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、これらの病気が重症化する恐れがあるため、自己判断せずに医療機関での診察を受けることが大切です。
春先や秋口になると、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が強くなり、日常生活に支障をきたす方が多くいらっしゃいます。これらの症状は、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が原因となる季節性アレルギー、いわゆる花粉症である可能性が高く、症状が重い場合には、睡眠不足や集中力の低下を招くこともあり、学業や仕事に悪影響を及ぼすことも少なくありません。
当院では、抗アレルギー薬の内服や点眼薬・点鼻薬による対症療法のほか、舌下錠などによる減感作療法といった根本的な治療についてのご相談も可能です。
花粉の飛散が始まる前の早めの対策が、症状の軽減につながります。毎年のようにアレルギー症状でお悩みの方、初めて症状が出て不安を感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。つらい症状を少しでも和らげ、快適な日常を取り戻せるよう、丁寧な診療を心がけてまいります。
腹痛、下痢、便秘、吐き気、お腹が張るなどお腹の不調は、日常的に多くの方が経験する症状ですが、その原因は一時的な胃腸炎や食あたりだけでなく、過敏性腸症候群、胃潰瘍、大腸の炎症やポリープなど、さまざまな疾患が考えられます。症状が長引く、繰り返す、強くなる、発熱や血便を伴うといった場合には、放置せず早めの受診が大切です。
当院では、丁寧な問診と必要に応じた検査を通じて、症状や生活スタイルに合わせた治療をご提案しています。食生活やストレスが影響することも多いため、日常生活へのアドバイスも行っております。
「たまにあることだから」と我慢せず、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。皆様が安心して日常生活を送れるよう、親身になって診療を行ってまいります。
「トイレが近い」「排尿時に痛みがある」「尿が出にくい」「残尿感がある」「尿が漏れてしまう」など、排尿に関する不調は年齢や性別を問わず、多くの方が抱える身近な問題です。こうした症状の背景には、膀胱炎、前立腺の異常、過活動膀胱、尿道炎、膀胱がんなど、さまざまな病気が隠れていることがあります。
一時的な症状だと感じても、放置することで悪化したり、生活の質が低下したりすることも少なくありません。当院では、丁寧な問診と検査を通じて、症状に応じた治療をご提案いたします。デリケートなお悩みだからこそ、相談しづらいと感じる方も多いですが、プライバシーに配慮した診療を行っておりますので、どうぞ安心してご相談ください。
生活習慣病とは、その名の通り生活習慣が原因で発症する疾患の総称です。不適切な食生活、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過剰なストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症リスクが高まります。がんや脳血管疾患及び心疾患の危険因子となる肥満症、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、動脈硬化症などはいずれも生活習慣病とされています。これらは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる重篤な疾患を引き起こすことがあります。
生活習慣病は健康診断などの一般的検査によって早期発見が可能です。決して安易に考えず、検査値に異常があった際や、少しでも不安を持たれる方はお早めの受診をお勧めします。
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