呼吸の不調
呼吸の不調

気管支喘息は、気道に慢性的な炎症があり、空気の通り道が狭くなることで「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった呼吸音や息苦しさが出る病気です。
夜間や明け方に咳き込みやすく、季節の変わり目や天候の変化、風邪をきっかけに症状が悪化することがあります。アレルギー体質や家族歴が関係していることも多いです。
こうした症状に対して、診断から治療まで「発作の予防」を最優先とした診療を行います。
急性気管支炎は、風邪などのウイルス感染によって気管支の粘膜が炎症を起こし、咳や痰が続く病気です。多くは軽症ですが、咳が長引く・痰が増える・胸が苦しいなどの症状がある場合は注意が必要です。
特に喫煙者や高齢の方は、炎症が悪化して肺炎や慢性気管支炎へ移行することがあります。
発熱を伴うこともありますが、熱が下がっても咳が残るケースも多いため、2週間以上続く咳は自己判断せず受診をおすすめします。
肺炎は、細菌やウイルスが肺に感染して炎症を起こす病気です。発熱・咳・痰・息苦しさ・胸の痛みなどが代表的な症状です。マイコプラズマ肺炎など抗生剤で比較的早く治癒するものもあれば、肺炎球菌や結核など、放置すると重症化し、入院治療が必要になるものもあります。なるべく早期に受診して検査することをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まる病気で、日中の眠気や集中力低下、高血圧・心疾患の原因となります、肥満や気道の狭さが主な原因です。
当院にて診断からCPAP導入も含めた治療まで完結できます。
COPDは、主に喫煙が原因で気道や肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気です。長年のタバコによって肺の弾力が失われ、息切れや慢性的な咳・痰が続くのが特徴です。
当院では、禁煙や生活面のサポートも行っています。
TOP